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特徴02『指導力』が高まるカリキュラム
指導力が高まる理由① ~違い~
多くのヨガ指導者トレーニングでは、様々なポーズのアライメント(身体各部の配置)を指導しますが、その『違い』=個人差についてはあまり多く語られることがありません。
この写真は、陰ヨガの創始者であるPaul Grilley先生からご提供いただいたものですが、5人の本物の大腿骨(太ももの骨)を並べてみると、全員の膝を真上に向けた時に、股関節側の骨の角度がまるで異なることが分かります。
ポーズで言えば、膝を真正面に向けた時、股関節の向きや安定感がまるで違ってくるということです。
当トレーニングでは、こういった骨格の違いなどによるアライメントの違いにまで踏み込み、どう対処すべきかをとても丁寧に扱うことで、本当に対応力のあるヨガ講師の育成をはかっています。
指導力が高まる理由② ~安全~
当トレーニングでは、効果を追求する以前に、その前段階として「安全」を最も大切な要素として捉えています。
個人差を踏まえた上でアライメントを捉えることもその一つですが、とりわけアジャストメントの際に、相手に絶対怪我をさせないことをとても大切に考えています。
つまり、「柔軟性を深めるアジャストではなく、安定性と快適性を助けるアジャスト」に重点を置き、結果として自然な柔軟性の深まりが訪れることを大切にしています。
また、相手の間違いを正すという心構えではなく、相手の気持ちに寄り添う気持ちをベースにしているので、安全なアライメントを促し、安全なアジャストメントを施すことが可能になります。
こういった基本姿勢の徹底が、本当に「指導力のあるヨガ指導者」を育むと信じ、日々ヨガ指導者の養成を行っています。
指導力が高まる理由③ ~実践~
当トレーニングでは、自分に合ったアライメントでのアーサナ練習、生徒に合ったアライメントを誘導し、アジャストを行う練習をひたすら反復します。
また、そういったことの総合練習として、15分から60分の指導練習を計5回、200時間の中に盛り込んで練習し、互いの長所や改善点などについて徹底的に話し合います。
なかなか大変な取り組みですが、こういった地道な反復練習こそが、卒業後すぐに60分程度のクラスを組み立て、クラスを担当するための礎になるということを、40年の指導者育成を通して実感しています。
本当に指導力のあるヨガ指導者を養成すること。
それが私たちのトレーニングのゴールです。